サステナブルに配慮した歯磨き粉や歯磨きグッズとは?

4月 20, 2023

サステナブルに配慮した歯磨き粉や歯磨きグッズとは?

近年、さまざまな場面で重視されるようになったサステナビリティ(持続可能性)ですが、歯磨き粉をはじめとしたオーラルケアグッズにおいても、サステナブルな製品を好む人が増えています。


実は、化学添加物を含まない無添加歯磨き粉の多くは、サステナビリティに配慮した製品でもあるのです。この記事ではサステナブルな歯磨きグッズについて紹介していきます。

サステナビリティとは?

サステナビリティ(持続可能性、英: Sustainability)とは、現在社会の活動が将来の世代に負担をかけることなく、環境、社会、経済の3つの側面におけるバランスを保ちつつ、持続的に発展していくことを目指す取り組みです。

 

環境面では 環境の保護と持続可能な資源利用を重視します。例えば、気候変動の抑制、自然資源の効率的な利用、廃棄物の適切な処理などが含まれます。社会面では、 社会的な公正や人権の尊重を考慮します。例えば、人々の健康と福祉の向上、貧困の削減、ジェンダー平等の推進などが含まれます。

 

また、経済面で言えば経済の発展を追求しながら、持続可能な経済システムの構築を目指します。例えば、経済成長の効果的な分配、長期的な経済的な安定、公正な取引やビジネスの実践などが含まれます。

 

これら3つを全て満たすものだけが「サステナブル」なのではなく、例えば「環境にやさしい」など一部の要素を満たすだけでもサステナビリティには配慮した取り組み・製品であるといえます。

サステナブルなオーラルケア用品とは

オーラルケア用品とサステナブルは決して無関係ではありません。使用している素材や人々の健康増進への配慮などの観点から、サステナブルなオーラルケア製品は増えつつあります。例えば、次のようなポイントに配慮したものがサステナブルな製品といえるでしょう。

環境に負荷をかける物質を極力使用しない

サステナブルに配慮したオーラルケア用品は、排水・廃棄の過程で環境に負荷をかけない工夫がなされています。

 

通常のオーラルケア製品には化学物質やプラスチックなどが多く含まれています。歯ブラシはプラスチック製が多いですし、市販の歯磨き粉の中には、研磨剤やフッ素などさまざまな化学添加物を含む製品が多く存在します。土に還りにくいマイクロプラスチックで作られる、スクラブが配合されている歯磨き粉もあります。

 

日本で市販されている製品は、いずれも国の安全基準をクリアしたものであるとはいえ、廃棄・排水されることによる自然への影響がゼロとはいえません。また、廃棄物が増えることで環境汚染のリスクが高まる場合もあります。

 

廃棄しても問題ない物質で製造される歯ブラシや、化学添加物を使用しない無添加歯磨き粉など、環境汚染の心配がない製品が、サステナビリティの観点からは望ましいといえます。

健康に対するリスクの低い安全性

人体の健康にも配慮した製品であることも、サステナブルの観点からは重要です。多くの市販歯磨き粉に含まれる研磨剤や界面活性剤、フッ素などの化学添加物は、人体や口内の健康に害を及ぼすリスクがあります。

 

人体の健康維持・増進もサステナビリティの重要な要素であるため、サステナブルの観点からはこのような製品は避けるのが望ましいといえます。また、デンタルフロスのなかには歯や歯茎を傷つけない工夫が施された製品もあります。このような人体に配慮した製品も、サステナブルな製品といえるでしょう。

使用する原材料への配慮

オーラルケア商品に限らず、現代では他国・地域からの輸出入に支えられて製造される製品は数多く存在します。

 

サステナビリティの観点からは、途上国と先進国など社会的・経済的な格差がある両者が賃金・貿易価格などの観点で対等な立場で取引を行うフェアトレードで調達した原材料を使用するのが望ましいといえます。

 

また、本来捨てられるはずだった廃棄物や廃材を原材料の一部に取り入れることで、廃棄物の抑制に貢献しようとする製品もみられます。

サステナブルな歯磨き粉・歯磨きグッズ

歯磨き粉のほか、歯ブラシ、デンタルフロスなど、さまざまな歯磨きグッズにおいてサステナブルな製品が増えてきています。ここからはサステナブルな歯磨きグッズの例について紹介していきます。

オーガニックな無添加歯磨き粉

歯磨き粉においてはまず、含有成分においてサステナビリティに配慮した製品が多く見られます。例えば、化学添加物を使用せず、自然由来の原料を中心に製造されたオーガニックな無添加歯磨き粉は、サステナブルな製品といえるでしょう。

 

研磨剤やフッ素、界面活性剤といった化学添加物は、長期で使用し続けると口内や人体の健康に影響を及ぼす恐れがあります。また、例え基準値をクリアしているとしても、本来自然に存在しない物質である以上、排水とともに外に流れることによる影響はゼロとはいえないでしょう。

 

一方で、自然由来の素材から作られた無添加歯磨き粉はサステナブルな歯磨きグッズといえます。環境や健康にやさしいのはもちろん、発泡剤不使用で、ハーブやフルーツなど自然由来の原料で優しく風味づけされているため、刺激が少なく丁寧に歯磨きができる製品が多く見られます。

素材を工夫した歯ブラシ

市販の歯ブラシの多くはプラスチックや化学繊維で作られていて、廃棄されてもなかなか土に還らず、環境を汚染する製品が少なくありません。こうした現状を踏まえて、今ではサステナビリティに配慮した歯ブラシが多数販売されています。

 

例えば、竹や種子から取れる繊維を使用して製造することで、廃棄しても土に還る無害な歯ブラシが販売されています。また、プラスチックを独自開発して、水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチック」を使用した歯ブラシも。使用感は通常のプラスチック製歯ブラシと大きく変わらないため、普段の歯磨きに自然に取り入れられます。

 

その他、ブラシ部分を取り替え式にしてハンドル部分は長期間使用できる仕組みにしたものも。ハンドルを捨てずにすむ分、長期で見るとごみの削減に貢献しています。

自然由来成分のマウスウォッシュ

マウスウォッシュは、歯磨きができないタイミングでもオーラルケアを促進できることから、人の健康を増進する製品としてサステナビリティへ貢献している製品といえます。

 

一方で、一般的な製品の中にはアルコールと香料の刺激が強すぎる製品も少なくありません。アルコールの揮発性は口内の唾液を減少させ、口内の乾燥や虫歯の原因となる場合もあります。


そのためサステナビリティの観点からは、アルコール不使用で、果実エキスやオーガニックキシリトールなど、自然由来の素材から作られたマウスウォッシュが好ましいといえます。自然由来成分が多く含まれたマウスウォッシュは刺激が少ないものが多いため、強い刺激が苦手な方や知覚過敏・口内炎の方なども使いやすい製品です。

サステナブルなデンタルフロスも

歯磨きの前後にデンタルフロスもしくは歯間ブラシを使用して歯の健康を守ろうとする人は以前より増えています。一般的なデンタルフロスは使い捨て式になっているものが多いため、実はゴミを多く出しがちです。

 

また、硬い素材のデンタルフロスの使いすぎが歯茎を傷つけたり、徐々に歯を削ってしまったりするリスクもあります。対して、現代では二つの着眼点からサステナブルなデンタルフロスが増えています。

 

一つは、素材や形状を工夫した製品です。例えば、ハンドル部分を排してゴミが少なくなるよう配慮されている製品、糸部分に生分解性の成分を使用することで、廃棄による環境負荷が少ない製品などが見られます。

 

もう一つは口内を傷つけるリスクに配慮したもの。糸で歯の間をこする仕組みでは、どうしても歯茎や歯を傷つけるリスクを避けられません。そのため、抽出される液体によって歯の間を掃除する、液体タイプのデンタルフロスも販売されています。

木曽檜歯磨きジェルもサステナビリティに配慮

無添加歯磨き剤の一つである木曽檜歯磨きジェルもまた、サステナブルな製品の一つといえます。ここからは木曽檜歯磨きジェルのサステナビリティについてみていきましょう。

自然由来で人体にやさしい成分

木曽檜歯磨きジェルは「無添加」と書いているだけあって、研磨剤、界面活性剤、フッ素などの化学物質がいずれも無添加です。人の口内や健康に害を与える心配はなく、また環境汚染のリスクもありません。

 

飲み込んでも問題ない成分で製造されているため、化学添加物に敏感な幼児や誤飲のリスクが相対的に高い高齢者でも安心して使用できます。

 

木曽檜歯磨きジェルに使用している原料は、天然木曽檜から抽出される質の高い蒸留水のほか、イチョウの葉、スイカズラの花、セージの葉、ワサビの根のエキスなど国内産の自然素材が中心です。実に全体の97%が自然由来の成分から作られていて、オーガニックで人体にやさしい歯磨きジェルとなっています。

 

なお、木曽檜歯磨きジェルに用いられる檜は、幹を建材などに加工した後に残る枝葉の部分を使用しています。本来は捨てられる可能性の高い素材を再利用することにより、環境へ配慮している歯磨き剤なのです。

洗浄能力が高いため口内の健康維持にも有効

木曽檜歯磨きジェルは、樹齢300年の天然木曽檜から抽出した蒸留水を使用しています。この蒸留水は人体にやさしいことはもとより、高い除菌効果が認められています。

 

歯周病菌の代表格であるジンジバリス菌を5分以内に99.9%除菌することが証明されています。木曽檜歯磨きジェルは、歯周病菌への効果が証明された世界で唯一の歯磨き剤です。その他、虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌、そして口内炎の原因菌であるカンジダ菌に対しても99.9%の除菌効果が認められました。最近では口内炎が完治したという報告もあり、確かな効果が現れています。

 

このように口内の健康維持の観点からも、木曽檜歯磨きジェルはサステナブルな歯磨きジェルといえるでしょう。

安全性や効能の高さ、使用感への評価が高まる

自然由来の成分が大部分を占める木曽檜歯磨きジェルは、一般的な歯磨き剤にありがちな強い刺激がないため、時間をかけて丁寧に歯磨きを行ううえで適した歯磨きジェルです。ほんのりと香るハッカと高い除菌能力により、丁寧にブラッシングしたのちは他では感じられない清涼感が得られます。

 

自然由来であることによる安全性や除菌能力の高さ、爽快な使用感が評価されて、今ではホテルオークラのアメニティセットにも置かれています。また、ヤフーニュースでも紹介されるなど、ますます評価が高まっています。効果の高さは医療現場でも認められており、木曽檜歯磨きジェルを病院内で使えるように話を進めている病院も出てきています。

 

安全で洗浄効果も高いサステナブルな歯磨き剤をお探しの方は、ぜひ木曽檜歯磨きジェルを使用してみてください。

 

木曽檜歯磨きジェルの詳細はこちらから。

https://kisohinoki300.com/?ls=ja