歯茎の腫れが原因で、日常の歯磨きに支障をきたしている方も多いでしょう。
歯茎が腫れて炎症を起こすと、口の中が出血したり痛みを伴うことがあるため歯磨きがしにくくなります。
とはいえ、歯磨きがしにくいからといってそのまま疎かにした場合、かえって症状が悪化するケースも珍しくありません。
そこで今回は歯茎が腫れた時の歯磨きについて、歯茎が腫れる原因や効果的な歯磨き方法などを解説します。
本記事を最後まで読めば、歯茎が腫れる原因と対処法がわかり、歯周病や歯肉炎の予防も可能です。
歯茎の腫れが原因で歯磨きに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
歯茎が腫れる原因は、大きく分けて以下の2つです。
歯肉炎は、歯垢や歯石などの汚れが溜まって炎症を起こします。一方、歯周病は歯周組織(歯肉や歯槽骨)が歯周病菌により破壊されることで炎症を起こす病気です。
では、それぞれの原因について詳しく解説します。
歯肉炎とは、歯と歯ぐきの境目(歯肉溝)に歯垢がたまり、歯ぐきが炎症を起こす病気です。歯周病の初期段階にあたる症状で、歯茎が赤く腫れたり出血したりします。
歯と歯ぐきの境目などは歯磨きが不十分になりやすく、歯垢や歯石が溜まり歯肉炎を引き起こします。
そのため普段から歯磨きをしていても、歯肉炎になるケースも珍しくありません。症状が悪化すると歯周病に進行する可能性があるため、早めの対策が必要です。
歯周病とは、歯周組織(歯肉や歯槽骨)の破壊により発症する病気で、歯肉炎が進行した状態にあたります。
歯茎が腫れ上がる他、歯茎から膿が出たり歯がぐらついたりするのが特徴です。実は生活習慣病の1つにも数えられており、成人のおよそ8割が罹患しているとも言われています。
参考:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html
歯周病は、歯垢や歯石に付着した細菌が原因で起こります。歯周病は歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に歯垢や歯石が溜まることで、歯周病菌が増殖し毒素を放出するのです。
症状が進行すると歯が抜け落ちることもあるため、早めの対策が求められます。
歯茎の腫れ対策に効果的な歯磨き方法は、おもに次の7つです。
歯茎が腫れている時は歯磨きがしにくいため、つい歯磨きを疎かにしがちです。上記7つの方法を参考に歯磨きし、口内環境を清潔に保つようにしましょう。
ただし痛みや出血がひどい場合は、無理に歯磨きをする必要はありません。できるだけ早めに歯科医院を受診してください。
では、それぞれの方法を詳しく解説します。
歯磨き粉の量が多いと、歯茎に負担がかかるため出血や腫れが増す可能性があります。
また歯磨き粉をつけすぎると口内が泡まみれになるため、磨けていないのに磨いた気分になりがちです。加えて泡をすぐに吐き出したくなるため、十分な歯磨きができません。
歯磨き粉の適切な量は、以下の通りです。
年齢 |
歯磨き粉の適正量 |
0〜2歳 |
1〜3mm |
3〜5歳 |
5mm |
6〜14歳 |
1cm |
15歳以上 |
1〜2cm |
歯茎が腫れている場合は、成人であれば米粒1粒ほどにとどめて使うと刺激が少なくすみます。
毛先が硬い歯ブラシを使うと、歯茎を傷つけ症状が悪化する可能性があります。歯茎の腫れが気になる時は、毛先がやわらかめのブラシを使うようにしましょう。
市販の歯ブラシの中には、歯周病や歯肉炎の方向けの歯ブラシも販売されています。できるだけ毛先がやわらかい歯ブラシを使い、歯茎を傷つけないようにしましょう。
歯茎が腫れている時はできるだけ歯肉に毛先が当たらないように、優しく磨きましょう。
力を入れず、歯に軽く当てるような感じで磨くと効果的です。ただし磨く回数が少ないと歯垢や歯石が残るため、1箇所につき20回程度を目安に丁寧に磨きましょう。
歯と歯茎の境目は、歯垢や歯石がとくに溜まりやすい部分です。歯垢や歯石は歯茎の炎症を引き起こす原因となるため、日頃の歯磨きで対策する必要があります。
歯ブラシを強く押し付けないように、歯ブラシの毛先を使い磨くのがポイントです。毛先を立てて前後に小刻みに動かすと、効果的に歯垢や歯垢を除去できます。
厚みの薄い歯ブラシを使うことで、奥歯の届きにくい箇所も効果的に歯磨きできるようになります。
とくに扁平苔癬(へんぺいたいせん)などが原因で頬の粘膜が硬化している場合は、奥まで歯ブラシが届きにくくなります。
厚みの薄い歯ブラシを使い、頬と歯肉の間に滑り込ませるように歯ブラシを入れると良いでしょう。
長時間の歯磨きは歯茎に負担がかかるため、痛みや出血が悪化する恐れがあります。歯磨き1回あたりの目安時間は、3分ほどです。
歯磨きは磨く時間ではなく、歯ブラシ(歯磨き粉)選びと磨き方が重要です。口内の状態に合った歯ブラシを選び、丁寧かつ時間をかけすぎないように磨きましょう。
歯茎の腫れがひどい場合は、デンタルフロスや歯間ブラシを使うのも効果的です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使えば、歯ブラシに代わり歯と歯の間にある歯垢や歯石を除去できます。
使用の際は歯間部にゆっくり歯間ブラシを挿入し、前後に数回動かせば十分です。また使用後はしっかりと口をすすぎ、ブラシは流水でよく洗い乾燥させましょう。
歯茎が腫れた時によくあるQ&Aをまとめました。
歯茎から膿が出た時の対処法や腫れをひくための応急処置など、歯茎が腫れた時にありがちな悩みについて解説します。
歯茎の腫れが原因で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
歯茎から膿が出る場合、自分で無理やり出したり潰したりするのは避けてください。不快感があるため自分で出したくなる気持ちも理解できますが、自分でいじるのはやめましょう。
なぜなら傷口に触れることで、傷口が広がるばかりか細菌にも感染する恐れがあるためです。かえって症状が悪化する可能性があるため、自分では出さないようにしましょう。
諸事情により歯科医を受診するのが難しい場合は、以下の方法で応急処置を施しましょう。
1.濡れタオルなどで冷やす
冷却することで濡れを抑えられます。氷を直接当てたり、長時間冷やすのは避けましょう。
2.痛み止めを服用する
痛みが強い場合は、市販の痛み止めを服用するのも有効です。
3.うがい薬で消毒する
殺菌作用が高く、刺激が少ないうがい薬で消毒しましょう。ポビドンヨード(イソジン)のうがい薬などがおすすめです。
4.安静にして体力回復に専念する
体調不良が原因で腫れが生じる場合もあります。安静にして体力回復に専念しましょう。
上記の応急処置で様子を見て、できるだけ早めに歯科医を受診するようにしてください。
歯茎の腫れ対策には、歯ブラシや歯磨き粉選びも重要な旨を解説しました。
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「木曽檜歯磨きジェル」は、樹齢300年を超える木曽檜の蒸留水を使って製造した、無添加の歯磨きジェルです。
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また「ジンジバリス菌」だけではなく、虫歯菌「ミュータンス菌」や口内炎の原因菌となる「カンジダ菌」に対しても、抗菌作用があるのもポイントです。
※取得済みのエビデンス ・ジンジバリス菌(歯周病菌)99.9%除菌(一般社団法人日本食品分析センター 第14081497002-0201号) |
さらに「発泡剤」や「防腐剤」といった添加物も未使用。木曽檜の蒸留水の高い殺菌力を活かした歯磨きジェルのため、年齢を問わず気軽に使用できます。
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歯茎が腫れた時の歯磨きについて、原因や対処法などをわかりやすく解説してきました。
歯茎が腫れるおもな原因は、歯肉炎と歯周病によるものです。歯肉炎は歯周病の初期段階で、歯茎が腫れたり痛みを伴う他、膿が出てくることもあります。
歯肉炎や歯周病を予防するには、正しい歯磨きを実施するのはもちろん、歯ブラシや歯磨き粉選びも重要です。
弊社「株式会社木曽檜三百年」が掲げる「木曽檜歯磨きジェル」は、歯周病の原因菌となる「ジンジバリス菌」に対し抗菌作用があるため、歯周病対策に高い効果を発揮します。
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